相続遺言判決実例集…(東京家審・昭和47年11月15日家月25巻9号107頁)


  • (東京家審・昭和47年11月15日家月25巻9号107頁)
 

(東京家審・昭和47年11月15日家月25巻9号107頁)


 (東京家審・昭和47年11月15日家月25巻9号107頁)

「被相続人は○○印刷株式会社の代表取締役として同社の経営に従事中に死亡し,同会社より被相続人に対し金400万円の死亡退職金が支給されることとなった。上記認定の死亡退職金については,そもそも死亡退職金は支給を受ける遺族補償的性格を有するもので,支給を受くべき者の固有の権利であって遺産には属しないとする見解が有力であるけれども,本件死亡退職金の支給について会社で何らかの規定をしていることにつき何らの資料がない以上,本件被相続人の死亡退職金の受給権者は相続人全員と推認すべく,しかるに,後述するように当事者は死亡退職金について遺産分割協議に含めて協議し,その取得者を共同相続人の一人と定めているものであるから,これを本件遺産分割において遺産の範囲としてその価額を算定するのが本件遺産分割の公平をもたらす所以と考え,これを遺産の範囲に加えてその価額を合算すべきものとする。」

 


 

 


 

 
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